ツーソンに大嵐が来た今週某日、母が日本より到着。
先日は
ビズビー(
Bisbee)という昔は
銅の採掘で栄え、今は芸術家達の集まる町に3度目の訪問でした。
車の無い私は、オットの仕事場からは3Canyons Transit (info@arizonasunshinetours.com)というバンを雇って
ビズビーまで行きました(30分の道のり、30ドルでした)。この観光会社、トニーさんという社長兼ドライバーがとても良心的。歴史や観光情報や時事問題についても詳しくて勉強になりました。
途中で寄ってくれたのは「Our Lady of the Sierras Shrine」という「バーコードを発明した人」が建てた山の中腹にある教会。このリッチなバーコード長者、儲けた金を人のために役立てたいと思ったらしい。けっこう巡礼者が来るそうだ。

右の建物が当人のお屋敷だそうです。
トニーさんの熱心な解説と回り道で(メキシコ国境まで見せてくれた。町が壁で2つに分断されていた)一時間のツアーになったが料金は変わらず。ロンドンやローマでぼったくり屋と戦い続けた私にはいい人過ぎて驚きでした・・・
アメリカの田舎は思ったより暖かい?のか?
そして
ビズビーへ到着。ヨーロッパ風の町並みが相変わらずキュートです。

町のメインストリートをちょっと上ったところにあるPrickly Pear Cafe にて朝食。

コンビーフとポテト、目玉焼き。トーストもついて5.95ドル。
母は2.95ドルのイングリッシュマフィンセットを食べ、安さとボリュームに感激。
ここは前に昼食も取りましたがこれまたおいしかった。(スープとサンドイッチでした)
店の人たちも陽気で親切でおすすめです。
有名な地下の
銅採掘場をトロッコで見て回るツアーは約一時間半で12ドル。平日だったこともあり15人ほどしかいなかった。前回オットときたときはものすごい人だったのに!
防水のジャケットとライト、ヘルメットをかぶって参加します。

トロッコといってもこの「乗り物」↑にまたがるだけです。不安定でしょーがない!
博物館にも行きましたが、とにかく
銅によって繁栄し、70年代に滅び、芸術家や
ヒッピー達によって再びよみがえった町なのです。電気が発明されてから
銅の価値が高くなり、(
銅線に使う)、その後は衰退した背景や当時の町の繁栄を古い写真で見たり、今回、勉強になりました。
地下の採掘場は夏は涼しく、冬は暖かかったことも初耳。(実際この日も摂氏10度くらいしかなかった)

それからは町のメイン通りのアンティークショップ巡り。
店の数こそ少ないですが、各店充実の品ぞろえ。
イギリス製のカップとソーサーを買い満足の母。
とにかく、ここは人が優しいです。
母の英語を褒めてくれたひとたち、日本語でコンニチハといってみたいひとたち、郵便局のおじさん、カフェやレストランのウェイター達、アンティークショップの店員さん、博物館やツアーの人達、みんな、笑顔。
たぶん、この町でのゆっくりした生活は、かつての過酷な
銅山の労働者達の面影もなく、幸せなものなんでしょう、彼らにとって。
そうそう、町にトタン屋根の家が多いのは、
銅山で働いていた人たちが即席で家を建てて住んでいた頃の屋根の名残なんだそうです。「Tin House」といって。
私はてっきり芸術家達がわざと簡易的な住まいに見せるためにそうしているのかと、思っていました。

私3回目、母は初めての
Bisbee.
ひとの暖かさに触れて、幸せな気持ちになった一日でした。
お、やっぱり田舎出身の私は、田舎に居を構えるのが人生のオチなんでしょうか?!
母のアメリカ滞在は、まだ続きます。
今日も読んでいただいて、ありがとうございました

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